Shall We Dan’s (NO.)


『センス・オブ・ワンダー』
 レイチェル・カーソン著

この本は、広く環境学習などに携わる方々に読まれている本です。
レイチェル・カーソンは海洋(生態)学者として世界的に有名だった人で、
アメリカの女性です。書いた本は全てベストセラーになりましたが、生涯に
数冊しか書いていません。「沈黙の春」はあまりに有名で、「海辺」「潮風の下に」
「われらをめぐる海」、そしてこの「センス。オブ・ワンダー」です。しかし、若くして
病気でなくなりました・・・。「エコロジー」という言葉は、最近では「環境保護」など
と思われがちですが、本当の意味は「生態学」です。この「エコロジー」の意味も、
レイチェル・カーソンの影響からか、「生態」よりも「環境」に置き換えられることが
多くなったようです。さて、この本ですが、ページ数もそんなに多くなく、文字も
大きく、内容も、小学生高学年でも充分理解できるものです。この本であまりにも
有名になった言葉に、「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要でない〜」が
あります。みなさんも楽しく読めると思いますので、是非ご一読を!!

 
 (ちなみに私は6回読みました)