Shall We Dan’s (NO.)

今回の本の紹介、「海の生き物100不思議」という本です。
この本は、ダイビングのお客様からいただきました。
出版社は、学校教科書を作っている東京書籍で、出版者は、
東京大学海洋研究所です。出版だけみてもなんかワクワクしていました。
が、内容は目からウロコものが多く、「へぇ〜!」の連発! 面白かったです。
この本を読んでも無駄な知識ではない「へぇ〜!」であることは間違いなし。
春の夜長に、本当の知識の泉の本を読んでみるのもいいですよ。



なかでも私のお気に入りは「プランクトン」の文章です。プランクトンの語源は
「漂うもの」というギリシャ語で、生物学では「大きな遊泳力をもたず、水の流れのまま
に漂う生物」を指し、つまり、特定の種類や仲間を指すのでも、大きさを指すのでも
なく、「水中に棲み、遊泳力が小さい」という生活場所や行動の特徴を示す言葉です。
プランクトンには数ミクロンに満たないバクテリアのような微生物から群体を作って
数十メートルの大きさになるクラゲの仲間もいるということです。プランクトンに対し
て、水の表面にいるものをニューストン、水底いるものをベントス、水中でも遊泳力の
あるものをネクトンと呼びます。どうですか、皆さんも読みたくなったでしょう!。
また、どおいう海洋生物が「プランクトン」「ベントス」「ネクトン」などに分類されるか
考えてみてくださいね。ほら、やっぱりこの本はためになり、面白そうでしょ!