梅雨明け直後☆徳之島ツアー
6月30日()〜7月4日() 《4泊5日》  7/18
初夏の徳之島でいつものと〜おり元気いっぱい楽しく遊んできましたよ〜♪
今回も急遽沖縄から駆けつけて来てくれたスドーくんのレポートでお楽しみくださいませ☆
写真集コーナー やっとUPできました!ご覧くださいネ

 猛暑をいよいよ迎え、皆様ダイビングの予定はもう立っていますでしょうか?
ひと足先に もう夏の徳之島へと行ってまいりましたよん。  では、はじまりはじまり〜
      さて ダンズin徳之島 の季節が今年もやってまいりました。
昨年、
私は参加できなかったので 2年ぶりの参加に気合も入りまくり、早々に沖縄、奄美地方を
梅雨開けさせて 準備万端と相成りました。残念ながら1日遅れの参加となってしまいましたが、
前日には 1人で前夜祭を行い 体調を整え いざスタートです。

 前回は原付のバイクでの参戦でしたが 今回は愛車を従え 自宅から約90分、本部港からフェリーに
乗り込んだのです。適当に席を見つけ 荷物を置き 周囲の確認をしたら お昼寝タイムの始
まりです。
 このフェリーで寝るために 昨晩の夜更かし&深酒 があるのです。苦労して飲んだおかげですぐ
寝れそうですね、まずはナイスプランニングです。
前回の行きのフェリーでは徳之島のおばあちゃん
の家に里帰りする生後11ヶ月
のあさひ君と仲良くなりながら向かったのですが今回は周りには仲良く
してくれ
そうな人は見当たらず、まあ寝るしかないわよね。   とりあえずお休みなさーい。途中、お昼には
しっかり起きてお昼ごはんを食べ、
午後はまたもや昼寝タイム。
しっかりとここ数週間の疲れを取り、いざ徳之島上陸です。


 2年振りの徳之島、港から金見荘まで道は難しくないのですが、なにせ2年前に1往復しただけなので、
行けるのかしらの不安がよぎります。
しかも頼みの i Pad が出港前に突然のシャットダウンで真っ黒のまま、
勘だけを頼りに車を進めます。途中でようやく朝潮太郎生誕の地の看板を見つけ 間違ってなーい。と
自分を勇気付け徳之島を北上して行きました。
すると道の脇には金見荘1kmの看板を発見! 
なんとか無事に到着出来ました。パチパチ。到着して荷物を置いたのが5時半くらい、前述した通り1日遅れ
の参加なのでこの時はまだ皆様は海の中のはず、車があるので金見荘の前の海、あの辺りに潜っている
のかしらね。まあ、海を見ながら待ちましょう。
はるか沖には先程まで乗っていたフェリーが通って行きます、
ひと時ボーとしていると 波の間にフィンと頭が見え隠れし始めました。帰ってきたようです。

     さあ、
お出迎えです。 先頭はちえさんですね、2年振りです。その次がひらさん、ようこさん約1年振りで
しょうか。そしてひろこさん2年振りです。
最後にみちよさん、相変わらずお元気そうで、後光が差して見えます
ね、合掌。と、
みなさまに挨拶をして再会の喜びを申し上げるのですが、、、
みちよさん以外は皆様お疲れのようです。何があったのでしょう? 答えはすぐに帰って来ました。
お疲れのようですが、の僕の問いに、4本全部80分越え、
とわかる人にしかわからない、
でもこれを読んでいる人は絶対に分かる実に短く簡潔な答えを頂きました。
すでに合宿モード全開の
ようですね。はい、須藤も明日から参加しますよ、
覚悟はしてきました。皆様がんばりましょうね!

 で夕ご飯です。実はこのために徳之島にきているのではと、密かに思っている夕ご飯です。
待ってました。えび、魚のタップリ入ったお鍋、
本日は移動だけでほぼ何もしていない私ですけど、
おいしくいっぱい頂きました。 夕ご飯後にはみんなでログ付け、お呼びがかかり部屋に行くと、
みちよさん?
なんか、、、その頭はヅラですか?まずは冷静になって頭をはたらかせます。
きっとみちよさんにヅラをかぶせて僕を驚かせようという作戦だな
、驚いてはいけない、笑ってもいけない。
平常心、平常心。 ところがなんとええっ!自毛ですかあ。どうやら、先程までは濡れていて気付かなかった
のですが、
最近のご自慢の髪型らしいのです。はあ、そうですか、、、。どんな時でも場をなごませようと、
素晴らしい心意気です。マジリスペクトー。その甲斐もありまして、和やかなログ付けとなりました。

で、ようこさん 1555本 記念でーす。おめでとうございまーす。パチパチ
で、明日は5時30分スタートってさ。(T ^ T)


 で、5時30分です。
朝も早くから動き出しです。僕にとっては今回1本目です、いざエントリー。
 さあ、2年振りの徳之島ですよん、いいですねえ、すこーし濁っていますかね  でも問題なしですよん
お魚も亀もいっぱいいるじゃあないですか。豊かな海って、感じですねえ。

起きるのつらいけど素敵な朝イチダイビングです。帰り際の浅瀬で昨日のログ付けで話題となっていた
婚姻色のリュウキュウニセスズメを追いか
けまわし、ちょっと撮れてエキジットです。

 さあ、勢いついたので1日張り切って行きましょう。朝ごはん食べて出発。2本目は てて です。
リーフに無理矢理造ったような桟橋からエントリー、ぐるっと周ってアウトリーフへと出て行きます。
踊らないオドリハゼとにらめっこしてノコギリダイってあんまり話題にならないけど良く見るときれいよねー 
なんて思いつつ、次から次への亀の参上にびっくりしながら、
ぐるっと海を見てまわります。水が暖かくなり
魚もうれしそう。
そこもかしこも稚魚だらけだしね。2本目終了。ててにあるバーベキュー場でお昼です。
海を見ながら風を浴びながらの野外のお昼ご飯、感無量です。
 2年振りに頂きましたゴーヤの梅和え、
ちえさんごちそうさまでした。


 さあ、昼寝なんてしてる場合じゃありません( させてもらえません)移動して3本目です。
ポイント名はあきりがみ、
こちらは小さな港からのエントリーです。港を出て岩の間を抜け前が開けてくると、
陸側は大きな岩( 根 )沖側は白い砂が広がるそんなポイントです。
他のポイントと似たような感じですが
流れが当たるのか大物が出るポイントらしいです。しかし砂がきれいですねえ。なんて感じで泳いでいると
やたらと魚の群がっている根を発見!青が映えるハナゴイ、黄色も入れてウメイロモドキ、
赤も入ってる
バージョンかなクマササハナムロ。わー、
この根で1日遊べるわーなんてはしゃいでいると隣の小さな根に
移動です、移動しなくていいよ〜なんて行ってみてびっくり。こちらも魚でいっぱい! 
ヨスジフエダイ、キンギョハナダイ、ちょっとカシワハナダイ、岩の中腹にはハダカハオコゼが2匹。
わー、
この根で1日遊べるわー  なんて再度感動。興奮の3本目でした。

 水面休息でちょっと昼寝して、あきりがみでもう1本です。
3本目の興奮がまだ冷めないまま先程の根に向かいます。いいよね〜ハナゴイ。見るたびにいい色だね〜、
群れていたらもっといいだろうね〜、
なんて思っておりましたが、はーい、ここで群れてますよ〜!それも
相当な数でーす。とってもきれいですよー! 心の叫びが溢れて止まりませんでした。先程も書きましたが
海の中は幼魚、稚魚の季節です。
こちらの根の下でもちっちゃい魚も物色、こんなのも楽しいですよねっ。
小さすぎてこんなの撮れないよっ! なものと戯れていると、、、みちよさんダーシュ、前方には丸々太った
イソマグロ3匹!  一瞬で去ってしまったかと思いきや、
みちよさんの声に導かれるように戻ってきて頂き
ました。ブラヴォー! あきりがみ の潜在能力あなどれんぜよ。とエキジットです。


 満足感いっぱいで帰り道にタンクを返しに行くと、驚きの情報が2つ。ひとつめは、あきりがみポイントに
本日マンタ登場とのこと。
あちゃー、惜しい、さっきの気配は、、、何も感じてませーん。(T ^ T)
二つめはなんと台風発生!こちらに向かっているようです。聞いてないよー!
色んな意味で嵐の予感を感じつつ、3日目に突入です。

 さあ、3日目、皆様は4日目。ダイビングは最終日です。台風は?海には入れるの?
そして僕らは帰れるの?様々な思いが交錯する中、
朝イチ金見荘前にエントリー。
水面は少しジャブジャブしてますが問題無しのようですね。
気持ちよく進んで行きます。
今日も亀さん絶好調のようです。
次々とおはようの挨拶をしてくれます。台風来るみたいだけど大丈夫? 
の問いに答えてはくれず悠然と朝日の差し込む海の中を泳いで行きましたとさ、メデタシメデタシ。
なんて思っていたら、みちよさん突然のガッツポーズ!  なになに、なんですか〜。 はい、ドリーです。 
 実は前日も探していた ナンヨウハギ ゲット〜!です。お見事 パチパチ。ナンヨウハギも映画の主役を
やってからは自分の可愛いさに気付い
たようで、ここ1年くらいでドンドン可愛くなっている気がするのは
僕だけで
しょうか。んー、僕だけですか〜。エキジット前には本日もリュウキュウニセスズメを追いかけ
1本目
終了です。  さて台風はと言うと、あまり強くなくあっという間に通り過ぎるようで まずは
心配無しのようです。帰れるかどうかはまだ未定ですが、、、
 しかし、さすがにどこでも潜れると言うわけでは無くこの後は1日  てて で決まりのようです。
ようし、1日 てて を潜り倒してやる〜。そんな感じで2本目スタートです。


 さあ、絶好のジャイアントの日和?なので、みんなで港の岸壁からジャイアントエントリーです。
今日も透明度はバッチリですね、皆様の泳ぐ姿が美しく映えます。
お魚も負けずにアマミスズメダイ、ハナゴイ、アカヒメジ、ノコギリダイ 、ウメイロモドキと群れていますね〜。
おや、サンゴの上にコブシメ君です。いいサイズですねえ、
さっそくみんなで撮影タイム。 申し訳ないですが
取り囲んで逃げ道を塞ぎつつパシャパシャと撮っちゃいます。
 しばし撮った後ようやく逃げたコブシメ君は見つけた穴に逃げ込もうとして、、、出て来る? 
穴に逃げ込もうとして、、、威嚇?何かいるの? 覗いてみるともう一匹コブシメが。
おやまあ、これは敵なの?お友達? 僕らが穴の中を覗いている時にもコブシメ君はあまり離れずに
見ていたので、お友達を心配していたのかなあ、
でも威嚇してたよねえ。最後までコブシメ君の気持ちが
わからなかった僕達でした。 
3本目もまだまだジャイアント日和なのですが、さらに満ちてきたので浅瀬を
這うよう泳いでエントリーです。BCに目一杯空気を入れて、
でもお腹すります、すりすりしながら深場を
目指すのです。
なんとか潜水状態になるとホッとひと息、すりすりからすいすいに変わり進んで行くのです。
 てて も3本目なので なんとなく自分の好みの風景やお魚を探してしまいます。

穴の中覗いて見たり、砂地を這うように進んでみたり、
スズメダイの子供を追っかけたりと、各々楽しんで
おります。後のログ付けでみちよさんが、
気が付いたら周りに誰もいなかった。とその状況を回想されて
おりました。 しかーし、その状況がみちよさんに火をつけたのでしょうか、
もくもくと何かを探すみちよさん。   水に揺れるアフロ髪からも得体の知れないパワーが伝わってきます、
その時、みちよさん、
このツアー2度目のガッツポーズ!幅1mくらいの岩の下には、、、
あら可愛い60cmくらいのネムリブカの子供が隠れておりました。お見それいたしやした!
さすがのアフロパワーに、ただただ脱帽です。へへー。

 いよいよ本日4本目、このツアーの最後のダイビングです。名残惜しいところではありますが、
この1本で締めといたしましょう。  さあ徳之島の海の見納めですよん、 来年も来れるかなあ、
その前に明日帰れるかなあ。 様々な思いが胸の中をよぎりますが、そんな雑念を振り切り、
最後の奇跡を期待しつつ  みちよさんの後を追います。  ふとバタバタと音がするので上を見上げると
中々の勢いで雨が降っ
ています。  あちゃー、洗濯物が〜、いやいやそんな雑念を捨て 気持を海へ
集中です。相変わらずの群れに心踊らせ、
今回はあまり見なかった 夜光貝 を見つけてはしゃいでみたり、
小さいものシリーズの締めくくりとなる オトメハゼのちっちゃいの を撮ったりとダイビングを満喫させて
いただきましたよん
。最後、みんなが浅瀬に上がって行きかけたとき 岩の影に、ん! もしや慌てて
カメラを構えてパシャ、必死にみちよさんに手を振りながらもパシャ、結局気付いてもらえず写真も
中途半端で、もしやベニオチョウチョウウオかと思いましたが よーく見たら アミメチョウチョウウオでした、
んー、ちょっと興奮しちゃいました、、、。
 みんなの後を追いかけて海から顔を上げると、わー!大きな大きな虹が出ていました。

最後まで僕達を楽しませてくれた徳之島に感謝! でダイビング無事終了です。

  台風3号はあっという間に駆け抜けたので帰路は特に影響なく帰ることが出来ました。
僕にとっては少し忙しいツアーでしたが密度濃く楽しませていただき感謝感謝でございます。
 ひとつ残念なことは、
往復のフェリーでただ寝ていたことと、金見荘のごはんのおかげで
行く前より3キロ太って帰って来ました
。 きゃー!
                              おしまい
    
                                     REPORT:スドーくん’17/7/16 記