全員リピーターの小笠原ツアーはのんびり船上の長旅から始まりました。食っちゃ寝の２５時間
は、さほど揺れる事もなく船内でいつものコーヒーをおとして飲みながらのトランプ・読書などで、
体力温存に勤め(!?)到着するとすぐさまダイビング船へと乗り込みまずはご挨拶がてらのドボン。
持て余していた体力をここぞとばかりに使う＆使う・・。アサヒハナゴイｙｇに踊らされ、ヨウジウオに息を詰まらせ、ウシバナトビエイｙｇ８枚の群れにフリッパー爆発！・・ハートに癒され（!?）サメに
挑戦状を叩き付け、巨大ウツボに肝を冷やされ・・興奮気味の全員が食後に遭遇したのは、あの
オガサワラオオコウモリが次々とバタバタばたばた頭上を飛び交う満天の星空と、怪しい光を放
つグリーンペペ・・こんな夜は一杯入れないと〆られません・・とメンバーの部屋の夜は更けて・・。

　翌朝、５時過ぎ・・フィンとマスク・スノーケル＆カメラを手にいざお宿の裏（表？）の港脇へ！！
まだ薄暗いけど、海は明るく魚もいっぱい！イシヅカサンと一緒に約１時間ほどのウォーミング・
アップで〜す。サメ（ホワイトチップ）も毎朝同じ頃同じコースを通過していくのが見られました。

　朝食後はまた乙姫に乗り込み出航。途中、外国からの大きな客船から遊びに出てきた数台の
ボートの人々と少しの国際交流（！？）タイム。その後はフリソデエビのペアにご挨拶し、サンゴ
のじゅうたんの上の魚群を眺め１本目終了。その後休息を兼ねて嫁島へ！かなりの急斜面を
進むと、頂上には美しい景色が広がりそこは行った人にしか解らないだろうやわらかいため息の
聞こえる聖地のような雰囲気がありました。しかしそこでも、やっぱりわれら○ポ○族の軍団は
Ｈ大王筆頭に満面の笑みで「ヤッホー！」・・が出る勢いでした。その後アジアコショウダイたちに
包まれカメと泳ぎイセエビによだれをたらし２本目終了。船上ランチの後クジラ探しへＧＯ！
・・しかし、この日はベタベタ凪の海面が太陽でギラギラ・・トビウオ以外は休日のようでした。
夕食のカメの煮物はごめんなさい・・サシミは少々・・まぁ、なんでも土地柄を楽しみましょう！
夜はみんなでロギングしながら明日の幸運を願い、お・・や・・す・・み・・。

　翌朝も早朝スキンで朝日の昇るのを見届け、サメの散歩を確認し、朝食後乙姫（船）でケータ
に向かってＧＯ！今日もギンギン太陽照りつける快晴日！まずはブンブン・・でギョ魚ぎょっ！！
チョウチョウウオに黄色くそまる一角で、ウメイロの川に流されそうになりながら、カメ・サメ・マグロ・・もう何がなんだかわからなくなるほどの魚影に包まれ満面の笑顔で１本目終了。
移動しながら水面にイルカの姿を横目に見て、船上ランチ。その後ドボンの先頭集団、見上げ
ればきっとイルカたちとご挨拶できたでしょうに、残念・・。しか〜しここでは誰もいじけていません
・・だってこれからクジラに逢うんだも〜ん！！・・ってか。嘘かホントか台風のこと忘れてしまう程
の海をガンガンかっとばし、マッコウ海域へ到着！改めて目を凝らすとあるじゃないですか！！
斜めに上がる潮が！！あっちにも・・こっちにも・・。そしてあそこにいるのは正しく期待どおりの
黒く光る大きな大きな背中じゃぁないですか・・。「こっちにおいで〜ぇ！！」の必死の声が通じた
のか、ゆっくりその巨体が我々の船に近づき、スリスリ・・。「えっ？？何？？」興奮が頂点に達し
海中で見たその大きな体には似合わない小さなやさしい目が我々を釘付けにしてゆっくり遊び、
去っていきました。その後もあちこちに上がる潮と背中・尾びれがみんなの声を嗄らすのでした。
　気づけば太陽も水平線に傾き、反対側にはまん丸お月さまも顔をみせ、最後はグリーン・フラ
ッシュでサンセット。興奮覚めやらぬメンバーの打ち上げを星空の下で終結。

　翌朝ももちろん早朝スキンで始まり、午前中に２ＤＩＶＥ行ってきました。〆は極楽ダイビングを
絵で書いたような、明るいさんご礁に色とりどりの魚達を時間いっぱい満喫して潜水終了。
　後ろ髪引かれる気分で宿に戻って、荷物をカバンに詰め込みおが丸へ。いつものように見送っ
てくれる乙姫とみなさんが小さくなるのを見届けて、再び船上の長旅に入りました。帰りは予想
以上に揺れも少なくスムーズに予定時刻に到着し、無事解散できました。
　参加いただきましたみなさん、お疲れ様でした！＆幸運をありがとうございました！！
ウラシマンのみなさま&美味しいお食事を作ってくれた羽衣のみなさん＆道中ご一緒できました
多くのみなさまにたくさんの笑顔のもとを頂きましてありがとうございました！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＲＥＰＯＲＴ：㋯　10/10