ＡＬＯＨＡ！
　成田空港で集まったメンバーはミスター＆ミセス黒沢と倉本さんに㋯の４人組。
例によって早め（・・って早過ぎないかぃ？）に集まってしまったメンバーは、とりあえずラウンジにて
「これからの旅を楽しむためのミーティング？」と称して、ちゃっかりサービス・ドリンクを頂きながら、
長時間の飛行機で足の疲れを溜めない㊙グッズの準備や、アイランドマップ＆ガイドマップを広げ、
行動の確認など、ワクワクをさらに大きくして・・・・機上の人に・・。
　予定時間よりかなり早く到着したＨＯＮＯＬＵＬＵは、やはり南国！暖かい！　しかし今年は例年になく
寒いのだ・・と、現地の人々は口をそろえて言う。　・・が、しかしやっぱり日本から来た私たちにとっては
半そでやタンクトップで充分の暖かさ！迎えに来てくれた「Ｇｒａｎｄ　Ｂｌｕｅ　のＭｒ．ミツル」と、ホテルの
チェックインまでの間、観光ドライブ＆ランチ＆ショッピングに早速出発！
　150ｍ程の高さの眺望台から覗き込むと眼下に広がるハワイアン・ブルーの海にカメの姿を見つけ、
私たちの「お調子」にも火がついたようで、ドスコイ「曙関」の銅像で記念写真、騒げばおなかもペコペコ
両手で持っても大きいハンバーガーにガブリって、こんなショットは日本では撮らせてもらえないかも!?

ペットショップにスーパーＥｔｃ．みんなの両手に空きがないほど買い込んで、やっとチェックイン。
荷物をといて、さあ明日からのパワーのための夕食！プールに描かれた３匹のカメも泳ぐほどの興奮
につつまれたまま、窓から眺める夜景の美しさをスパイスにして、焼いたでっかいお肉もやわらかくって
ペロリとみんなの胃袋に納まり、長〜い１日目-11日が終わりました。
　翌日、日の出より早い朝食にもハワイらしさを取り入れ、陽が昇るのを見届けて、さっそくＨＡＷＡＩＩの
海へと出掛けました。ケワロ湾から出航し、ダイヤモンドヘッドを眺めながらワイキキ沖でまずドボン！
　エントリーした瞬間から目に飛び込む大きな沈船・・。その青に目が慣れ始めた頃、船底にサメ発見。
ハワイならでは・・の魚たちに、まだ翻弄されつつ指された先にドッシリとしたオオモンイザリウオ・・。
なんだかキラキラ海中に視線が定まらないまま、マダラトビエイに見送られて１ダイブ目終了。
　おしゃべりしてるとあっという間の休憩時間を挟んで入ったところで、ドボン・・と同時に魚に包まれ
浅いリーフをゆっくり探索。それぞれ気の会う魚たちとの撮影を楽しみながら向かったところで、ミツル
の大きい体がゆっくりと小さなサンゴの横で止まった。なんと、そこには怪しい程の美しさのフリソデエビ
の大きなペアがいるではありませんか！Ｈａｗａｉｉの個体は色がとてもきれいなのでアクアリストの皆さん
にも大変人気があるんですって。そんなこんなでＨＡＷＡＩＩの海-１日目を午前中に楽しんだ我々は、その
午後には車でノースショア・サンセットビーチへと向かい、その珍道中もひとレポート上がる程でしたが、
今回はそれはカット！・・。もちろんマツモト・シェーブアイスやこの木なんの木♪気になる木・スタジアム
・・ドール・パイナップルＥｔｃ．観光名所も外しません。そんなこんなの２日目が過ぎ・・。

　３日目の朝も早くからの出陣で、初日に眺めたあのブルーの海へ・・。ブローホールという観光名所
の真下に広がる海は本当に透明感の高い溶岩壁の独特な地形が魅力的な面白いところでした。
エントリー＆エグジットの壁面では４〜５匹のカメさんたちが夢中でお食事中！近づいても逃げません。
　２本目は少し移動して隠れポイントへ。外洋に接するそのポイントでは時として流れも強いのですが、
思わぬ遭遇のチャンスも・・。わたしは背後に大きなエイの姿を見ることができましたが、残念ながら
それを全員に指し示す事は出来ませんでした。でも、Ｈａｗａｉｉならでは・・の魚たちをじっくり堪能して
上がった岸で目にしたものは、なんとクジラの大きな群れのブローやジャンプ＆テールといった次々と
繰り広げられいた肉眼ではっきりと確認できる派手なパフォーマンスです！もう興奮は抑えられません。
　その日の午後はＤＡＮ’ＳでＯＰＥＮ時から愛飲しているコーヒーのファクトリーへと向かい、それぞれ
箱単位でのお買い上げを楽しみ、ダウンタウンを通過しキング・カメハメハ像やサンゴで造られた教会
など移動中も観光を堪能し、眠らない街を尻目に遊び疲れ(!?)てグッスリの夜は更けて・・。

　４日目もウエストショアサイドへと向かい、ここ１番と言うほどの穏やかな海に溶け込むように潜水開始
し、魚たちやカメと遊んでそろそろ帰りましょう・・というところで、目の前に現われたのはなんと・ナント・・
イルカの群れです。水深８ｍほどのところで、こちらに向かってやってくる一団が目に入ったのは��夢��
だったのではないか・・と思うほどです。ここでは度々イルカの群れが休息しに来ているようですが、海中
で遭遇できるチャンスはそう多くはありません。ゆっくりとやってきた一団は、一度みんなで水面に呼吸
に上がり再び我々の文字通り固まっているその場所へと見物でもするようにゆっくりと近づいて来たの
です。もう堪りません！間近で見たその神秘的なシルエットにシャッターを押すのもためらうほど緊張し
一団が大群のほうへと去っていくまで、瞬きも惜しみ見届けて興奮冷めやらず・・で１ダイブ目終了！
こんなにラッキーでいいの？？先ほどの興奮と今、目の前で魅せている黒い背中やスピンに気もそぞろ
で、ピクニック・ランチの美味しさも判らなくなるほどでした。一息ついたところで少し落ち着きを取り戻し
２本目へ。巨大クロアナゴやハダカハオコゼなどゆったり観察。その日の夕方もドライブ＆買い物で、
夕食を囲む頃には皆さんややお疲れモード。しかしまだまだ明日もあります。

　明けて５日目。今日はウエストショアサイドでボートダイビング。１本目は飛行機の沈むポイントで、
小さなサンゴに集まるスズメダイたちやハナダイの仲間たちなどと挨拶を交わし(!?)、２本目はドームや
アーチ・ドロップの地形派にはたまらない面白いポイントでゆったり過ごしてＨａｗａｉｉでのダイビングを
締めくくりました。その夜はロギングにミツル氏ご夫妻を招き、賑やかに夜は更けていったのでした。
　翌朝、午前中はワイキキビーチでボディボード＆日光浴を楽しみ、ランチはハワイの友人夫妻のエス
コートで、中華料理の美味しいところでランチ。その後素晴らしい景色の望める展望台へとドライブ。
あっという間に楽しい時間は過ぎ去るもので、とうとう最後の夜となり、６日間の滞在中初のワイキキの
散策となり、ほとんど逢うことのなかった日本人観光客ともすれ違い、観光客気分(!?)でディナーも行列
に並び、ソレをそれなりに楽しんで最後の夜はたくさん買い込んだおみやげのパッキングにと翻弄した
のでした。そうそう、滞在中は「プロボウル」が開催され、いつもの時期に比べ日本人よりアメリカ人の
観光客が圧倒的に多かったので、ＨＡＷＡＩＩがより外国らしく感じられました。

　次々と起こる感動と緊張の連続に声が嗄れてしまうほどの、このツアーの始まりはＭｒ．Kurosawaの
長年のお勤めのご褒美により、企画・実行されました。ご夫妻の２ndハネムーンともなりましたこの旅
が、おふたりの歩みの節となるような旅になってくれただろうことを切に願って・・。
　稔さん＆洋子ちゃん、そして倉本さん・・お疲れ様でした！＆ありがとうございました！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００６/２/２４　ＢＹ：ＭＩＣＨＩＹＯ