小笠原の巻き('06年第3弾)

’06年度3回目・11/20〜25の日程で出掛けた小笠原のツアーレポートは
ユミチャンサユリチャンユッコチャン&ヒデキサンに・・。
写真集コーナーも(随時追加中!)ぜひお楽しみ下さい!!

 小雨の降る寒い朝、竹芝桟橋から「おがさわら丸」に乗船し、小笠原・父島に向けて出発!
どのくらいの気候なのか、検討もつかないまま翌日の朝、甲板に出てみると風があったかい。
・・というより暑い!昼に父島・二見港に上陸するとその暑さを実感。
ダイビングショップ「ウラシマン」の森下さんとあやこさん、お宿「アクア」のご主人がお出迎え。
 やや曇りがちのお天気のなか、素敵なお宿のお部屋に荷物を置いて、すぐに海へ。初日から
マダラトビエイやウシバナトビエイの群れやホワイトチップ&巨大イセエビの
ショット、シロワニ、
ウメイロ&クマザサハナムロの群れなどなど、ワクワクするようなポイントに。夜は歓迎のセレモニー
で、フラ(森下さんの愛娘・千里ちゃんも踊りました)や南洋踊り、ザトウクジラの映像、スティール
パンの演奏で楽しいひと時を過ごしました。
日目、いい〜お天気。気温も上昇。夏の陽気。この時期にはなかなか行けないというケータへ。
道中ミナミハンドウイルカの群れに会い、少し遊んでいただいてから嫁島周辺でダイビング。
潜った瞬間からずーっと付いて回るツバメウオの群れたち・ウメイロモドキ・コクハンアラ・バラハタ
・イシガキダイ
etc…。マグロ穴ポイントでは、シーズンオフだというのにイソマグロの群れ、ここでも
シロワニ、ロウニンアジ。アオウミガメとしばしのランデブー。水中でも満腹だったのに、帰り道には
なんとなんとマッコウクジラとご対面!水中で見るマッコウクジラは迫力満点!!!
必死に泳いでも到底かないませんね(^^;とにかく大興奮のマッコウスイムでした☆
ちょこっとナイトツアーでは、オガサワラオオコモウリ、グリーンペペも見られて、なんてラッキーな
私たち。ほんとにこのツアー凄すぎるよ〜♪
 
日目もお天気に恵まれ、こんなに暑いのは珍しいというほどの気温。ツアーメンバーの「気」を
感じながら出発。ヘルフリッチ(シコンハタタテハゼ)、小笠原にしかいないというミズタマヤッコyg
・キンチャクガニ
etc
ダイナミックな海とは一味違うポイントで満喫。次にもう一度トビエイを・・
と、初日に入った「閂ロック」へ。群れを成して飛んでいる姿は渡り鳥のようです。美味しいお弁当
を食べて、いざマッコウへ!今日はどうかな〜なんて誰も心配なんかしてません。強運の持ち主の
みんなですから(笑)ちゃんといましたよ。しかもこの日のマッコウくんは、とってもいい子で一緒に
遊んでくれたのでした。にしても、やっぱり自分の真下からゆっくり浮上してくると、ちと怖かった(苦笑)マッコウクジラと一著に泳ぐなんて、夢のようなひと時です。このすばらしい機会を与えて
くれた森下さんに感謝感謝!この日の夜のログ付けは、みんなのベストショットに爆笑の連続!
いや、素晴らしい写真でしたよ、みなさん。
最終日、ここまで来て潜らないで帰るのはもったいないので、帰り支度を整え小笠原ラストダイブ
イルカを探しつつ「釣浜」ポイント。ピグミーシーホース、オオモンイザリウオなどなど一時間ほど
ゆ〜っくり楽しみました。さ、戻りましょう、と船を走らせ、あ〜港に着いちゃうね〜。。。な〜んて
あきらめていたら、船がストップ??お〜お〜イルカちゃんこんなところに!!ハシナガイルカの
群れ発見!!みんなの準備ももう慣れたもの。マスク・フィン・カメラ「ちょちょいのちょい・・」っと
スタンバイして次々にドボン。あまり遊んでくれないイルカなのに、クルクル回ったりして!・・ふと
下を見ると、ものすごい数のイルカが♪きゃ〜!!すごいよ、凄すぎるよ!最後の最後でこんな
サプライズ☆ほんとにホントに大興奮しっぱなしの四日間。またまた小笠原の海に感動をもらい
ました!!さぞかしプレッシャーだったことでしょう
()「ウラシマン」の森下さん、いつもニコニコ
あやこさん、美味しいお弁当作ってくれた奥様、素敵なお宿「アクア」のオーナーご夫妻。
ほんとにありがとうございました!またいろんな感動に会いに行きますね〜♪
                                              BY:YUMIちゃん

 2006/11/21(火)父島再上陸。やっと来た!なつかしい。
私は2004年の夏の終わりに独りで小笠原へ行き、そこで一緒に泳いだナンヨウブダイ(?)か
オビシメ(?)に誘われて内地に戻ってすぐにダイビングを始めた。いつかそいつに会いに来ようと
思っていて、12年後、ようやくダイビング器材を持ってやって来る事が出来た。
 ダイビングのリクエストに「イルカ、クジラ、マダラトビエイ」と記入。本当は超密かに《ピグミー
シーホース》とか思っていたけど、小物系は遠慮して書くのを止めておいた。
初日1本目は南島へ。これまた懐かしいカツオドリが待っていた。昔卵を抱いた親にそ〜っと
近づいて写真を撮らせて貰った。小笠原の初ダイブは、入ったとたん蝶の大群の様なトビエイの
群れだった。さすが小笠原、すごい数がいるもんだ。普通に泳いでいるサメや穴の中でこっちを
向いているイセエビにしても、今まで見た記憶の物とはスケールが違う!おが丸の到着が遅れて
今日は1本ね!と言っていたのに、続けてもう1本。今度はシロワニ3b級。迫力満点!正面から
向かって来られたら、男の英樹さんも怖気づいて逃げちゃった・・・×
 2日目、3日目・・見事に私たちは遊びまくった。私のリクエスト、まずイルカ。続いてクジラ。そして
ずっと会いたかったマダラトビエイ。次々と消化。海中でダイバーの後を着いて来るツバメウオの
群れや、しばらく一緒に遊んでくれたカメ、時期的にいないはずだったマグロ達。奴らはクジラとの
遭遇に比べたら、みんなほんの“ツイデに会った”にすぎなくなっていた。その夜のロギングは、
みんなの昼間の映像で必要以上な盛り上がりに、爆笑してなぜか涙そうそう…
興奮のくじら談は他の人に任せます。
 11/24(金)おが丸出港日。
普通は出発までのんびりと買い物したり、陸を少し観光したり… 
なんて図を想像をするけど、私たちはとにかくギリギリまで海で遊んだ!!イルカを探しに船は少し
走ったが、残念ながら会えずに最後のダイビング。ここで初日私が遠慮してリクエストには書かな
かった超マクロ系にまで会えるとは!ものすごく小さな生き物なのにちゃんと息をして動いていた。
ちょっとネバリすぎて、後ろにいた美智代さん達ゴメンナサイ。。。その後も大きなイザリウオに会っ
たり、森下さんの固有種をいくつか見させられたり最後まで存分に楽しませて貰った。オトヒメ号は
ついに出港前のおが丸が待つ二見港へ静かに入って来た。
“まぁ、散々遊んで楽しかったよね。
もう帰って来ちゃったね…”・・とみんなは今までの余韻に浸りつつあった。すると、目の前に黒い
背びれが沢山動いている!『ちょっと、ちょっと、何言ってんの!目の前にいるじゃん!いっぱい
いるじゃん!!』
・・と遊びはまだ終わっていなかった。この時とばかりは、とにかくみんな早かった。
カメラを手に取り、三点をすばやく身につけ、真っ先に飛び込んだのは美智代さん!それに続く
私たち!ものすごい数のハシナガイルカだった。水中でくるくる回転したり、輪を描いたり。2日目
はミナミハンドウイルカがサービス満点に一緒に遊んでくれた。今度は集団でシャープな動きを
十分に見て楽しませてくれた。最高のラストだった。大満足で言うことなし!!
滞在中、名物のギョサンも買ったし、昔見られなかったオガサワラオオコウモリとグリーンペペも
見たし、もう完璧!パーフェクト!!でもでも、森下さん・・・。本当はまだ何か隠しているんでしょう!
次は何を楽しませてくれますか〜?そうそう、私を海に誘い込んでくれた奴らにも、ちゃんと
≪ただいま≫ と ≪また会おうね≫ と挨拶して来たよ。
                                         BY:SAYURIチャン
 初めての小笠原。今回片道27時間の船旅。台風の時期より1/4の揺れのようだが、かなりの
揺れを感じ、食べてるか寝てるか。でも、参加してよかった!
 「イルカ&マッコウクジラを見る秋のビックツアー」実際に見れるかそれは運だけど、今回はその
運が舞い降りてきた。現地の人もビックリするほどの運。運と言うより皆の気が呼び寄せたような
気がする。到着した初日:マダラやウシバナを含む50匹ものトビエイの群れから始まり、3mの
大きなシロワニ。私一人が上から覗くように見ていたが、皆はシロワニを取り囲み写真やビデオを
とっていた。「みんなすごいぃ〜。大丈夫と言われても大きなサメにはやっぱり怖くて近づけない...」
 2日目:この日は快晴!波も穏やかでダイビングには最高の日。ポイントまで行く途中にいた
ミナミハンドウイルカ。イルカがいるポイントの周りは波が少し高く「飛び込める人は飛び込んで!」
の合図。その時、勇気がなく、すぐに海に飛び込めず、飛び込んだときに一瞬、目の前を泳いで
くれたけどすぐにいなくなり一緒に遊ぶことができなくて残念...。でも、次は勇気を出し一番に
飛び込むと船の上で誓った。そのあと、海の中では、ツバメウオの群れ。他の魚を撮りたいの!っと思っていても目の前に現れるツバメウオ達、ツバメウオを引き連れて泳いでいる人もいた位。
青と黄色のウメイロモドキの群れ。綺麗でずっとみていたい気持ちにさせてくれる。
ゆっくぅ〜り泳ぐアオウミガメが一匹現れ、すぐに逃げてしまうと思っていたけどゆっくり泳いで私達
を観察(?)していたのかなぁ?今回、時期外れと言われ見れないはずのイソマグロも現れみんな
大興奮。ダイビングのあとは、みんなでマッコウクジラ探しツアーにかわり、水平線の上を「前方に
潮吹きしたらマッコウ!上に潮吹きしたらザトウ!」と言いながら探しまわり、ついにミチヨさんの
「いたぁ〜!!」の声にイソマグロ以上の大興奮。初めは、船の上から観察しているだけだったけど
「みんな用意!三点セット着けて!」の声。そのあとは、もちろんドボン!ドボン!と海の中。
マッコウに向かって皆で一斉に泳いで、泳いで、泳いで。近くにきてほしいと思っていながらも、
近づいてこられると大きくてちょっと怖い。マッコウ一日目は母子の泳ぐ姿、海深く潜る姿をみる
ことができ、感動!港へ帰る途中の綺麗な夕日にもまた感動。
 3日目:世界でここ小笠原だけにしかいないミズタマヤッコ。近すぎすぎちゃったから?岩陰に
かくれちゃってみんなごめんね。かわいいキンチャクガニにURASHIMAN森下さんがいないとみる
ことができない珍種。和名:なし。「貝からヌリ壁こんにちは」&「砂から飛び出るピンキー!」楽しい
キャラをありがとうございました。次回は「貝からヌリ壁...」にニコチャン顔(^^)を書いて用意して
おいてくださいね。マッコウ二日目のこの日、昨日は母子クジラばかりだったけどオス(?)なのか
一頭で泳いでいるマッコウ。一度潜ってしまったけど少しすると海の底からゆっくぅ〜り。浮かび、
その下から後光。神秘的なマッコウが見ることができ昨日以上に感動&感激!更にマッコウと
人との対比写真など、ログ付けのときのあの楽しさは忘れることができない。
みんな楽しい写真ありがとう。
 最終日:初めて見るピンクのピグミーシーホース。かわいい口先とまん丸としたお腹。初めは周り
と同色・同形でよくわからなかったけど、目が慣れていくうちにこっちにもピグミー、そっちにもピグ
ミー。きゃーかわいいーー!の連発。ダイビングを終え港へ帰る・・と言うか港へ入るところであんな
に探していたイルカが「いたぁ〜!^0^」それも普段遊んでくれないハシナガイルカの群れがお腹を
出してクルクルと私達の足元で遊んでる。最後あきらめかけてたイルカだったけど、期待を裏切ら
ず現われてくれてありがとう♪なにより、2週間前からマッコウが確認できないのに、私達ツアー
メンバーが更にプレッシャーをかけ森下さんは気が気でなかったですよね?でも、期待していた
以上のもの、陸上の生物も含め見せていただけて本当に感謝しています。こんなラッキーなツアー
はなかったです。毎日ガイドをしてくれたアヤさん、マッコウ&イルカの興奮ありがとうございます。
最後にミチヨさん、敬宇さんラッキー続きのツアー感謝感激です。ありがとうございました。
                                        
BY:YUKIKOチャン
 神懸かり的サプライズツアー at OGASAWARA
前線で荒れ狂う西太平洋、お侠な高気圧お嬢三人組の理力(force)業か一夜明ければドピーカン
ちょつと到着が遅れ、日没も早いので今日は1DIVEでと三味線森下さん。いざ出帆となれば
ネタはバッチリ。閂ロックでトビエイ50数余枚。日没30分前見せます森下・・  
2DIVE・マルベでシロワニ。帰港は5時20分過ぎ真っ暗闇のご帰還で漁連のパッシング・・心配です
 高気圧お嬢三人組の理力は計り知れなく翌朝はべた凪ケータ日和!
マグロ穴ではシロワニ・イソマグロ・カスミアジ等々しっかり押さえつつ、ハイパーテンションの
美智代さんとお侠なお嬢三人組の理力はすばらしく、ハシナガイルカ・ミナミバンドウとひきつつ、
ついにマッコウ遭遇!!船上からの撮影のみを考えていた中年アナログダイバーにとって、
マッコウ用意配置付け・・といった感じで空挺師団のように船尾にスタンバイするのは、まさに
サプライズです。船頭森下さんから島の左方向への指示のもとgogogo hiromi go! でフリッパー!
一番槍ならぬマッコウ正面をとったときは巨大の大きさに全速前進からびびりのリバースモード・・
 ここから立ち入り禁止よ 結界を破ると人間さん大変よとマッコウの無言のメッセージ・・
まともに受けちゃいました。 シロワニでビビリ、マッコウでまたビビリまくり・・
お嬢三人組 もう男はだらしないんだから・・ ハイと納得。
 三日目はじっくりマッコウ狙いで午前中にヒョウタン島に閂ロック再挑戦
夕暮れ時の閂とはちがい太陽サンサン 、マダラトビエイのシルエットが白い砂地に映えていて
これは戴き、画になりそうと思いきやエイより早く流されてご帰還はナイフ抜きつつの匍匐前進
お疲れさま・・ 午後はマッコウ三昧
島在住の写真家小林修一さん(著書 小笠原 遥か南の蒼海 新風舍刊)とともに
NHKの「マッコウの集まる海」以上の感動・・・お母さんマッコウの母乳これは濃そうコレ本当
小笠原名物マッコウチーズ 出来たら物産展の名物間違いなし・・・発想 乏しいかな
最終日 普通ならゆっくり起きて昼飯は旨そうな蕎麦か鰻で一杯と思いきや 6時半朝食の
ハイパーベンチレーション・・ 8時出帆 父島二周して釣浜でマッタリダイブ
イルカ探すがお嬢3人の理力もこれまでかと思いしや 小笠原丸出航2時間半前の11時30分
二見港入り口で美智代さんのイルカ発見のギャオー いましたハシナカ゛イルカ300匹
中層はイルカの絨毯でしたよね、由美さん・・本当にマッコウ母乳のように濃い小笠原でした
 見なきゃわかりません けど 最後に森下さんありがとう
さらっと記していますがマッコウの海はIOPのプールとは違いますよ 外海だから
ボクのような中年ダイバーにとっては今日のスキルが重要です 過去は過去
次回の「マッコウ用意」に向け 日々是精進。
                                         BY:HIDEKIサン